やり投げ女子日本記録所持者の北口榛花さんは、選手としてだけではなく頭が良くて学歴がすごいようです。
スポーツ万能で頭も良いなんて、いったいどんな幼少期を過ごしたのか気になりますね。
そんな文武両道で才能あふれる、北口榛花さんの学歴や経歴をまとめました。
【頭良い】北口榛花の学歴(高校)が凄い!
引用現:北口榛花公式X
北口榛花さんの出身高校は旭川東高等学校です。
旭川東高等学校は偏差値67で、北海道内では有名な進学校の一つです。
幼少期からスポーツ万能で、水泳やバドミントンの選手としてもとても優秀でしたが、旭川東高等学校にはスポーツ推薦ではなく一般受験で合格しています。
北口榛花が頭がいい理由は?
北口榛花さんが頭がいい理由は、いったいなぜなのでしょうか?
それは北口榛花さんがご自身の将来について、不安があったからかもしれません。
「やっぱり世の中に出た時、勉強って大切じゃないですか。でも、高校生の時からやり投を一番に考えて、勉強を二の次にしてきてしまったので、すごく先の人生に不安を感じていたんです。すごく(笑)。女だし、この先ちゃんと生きていけるかなって。
https://the-ans.jp/column/104719/2/
過去のインタビューでは、勉強の大切さを語っていました。
まだ10代だったころから将来の心配をして勉強に励んでいたなんて、北口榛花さんはとてもしっかりした方なのですね。
また、北口榛花さんの出身中学校は、小中一貫校の北海道教育大学附属旭川学校です。
この小中一貫校も偏差値が51と高いので、このことから北口榛花さんは、小学生のころから勉強ができる子だったようです。
北口榛花がやり投げを始めた理由は?
引用現:北口榛花公式X
北口榛花さんがやり投げを始めたのは、高校生のときだったようです。
いったいなぜやり投げを始めたのでしょうか?
過去のインタビューでこのように語っています。
「普通に勉強して高校に入って、入学後は水泳を頑張ろうと思っていたんです。水泳以外の競技をすると違う筋肉がつくから良くないって言われていたので、水泳だけを頑張ろうって思っていたのに、松橋先生が誘うから(笑)。最初はずっと断っていたんですけど、来るだけでいいからって何度も誘っていただいて、いろいろお話も聞いて、やりも投げさせてもらったら、なんだか楽しくて(笑)」
https://the-ans.jp/column/104719/
北口榛花さんは3歳から水泳をされていました。
旭川東高等学校へ進学後も水泳をするつもりでいましたが、スポーツ万能で有名だったため、いろんな部活から勧誘があったという北口榛花さん。
中でも当時陸上部の顧問を務めていた松橋昌巳さんに、熱心に誘われて陸上を始めたようです。
そして陸上部に入部してたった2カ月ほどで出場した北海道大会で優勝します!
高校2年生のころにはインターハイ優勝、3年生のときには世界ユースで優勝しています。
留まることなく、メキメキと上達していった北口榛花さん。
北口榛花さんは、のちに世界選手権女子やり投げで日本人初の金メダルを獲得しますが、当時顧問だった松橋昌巳さんの誘いがなければ、成し遂げることはなかったかもしれませんね。
【頭良い】北口榛花の学歴(大学)が凄い!
引用現:北口榛花公式X
北口榛花さんの出身大学は日本大学のスポーツ科学部です。
偏差値は42.5~45です。
北口榛花さんは非常に頭が良いため、どこの大学へも進学可能だったようですが、日本大学に進学しました。
では北口榛花さんが日本大学に進学した理由はなんだったのでしょうか?
北口榛花が日本大学に進学した理由は?
日本大学のスポーツ科学部に進学した理由は、元やり投げ選手だった村上幸史さんに指導を受けるため、と過去に語っていたことがあります。
村上幸史とは?
2009年の世界陸上やり投げで日本人初の銅メダルを獲得した選手でした。
北口榛花さんが大学在学中も、村上幸史さんは選手として現役で活躍されていましたが、母校である日本大学で助教としてコーチを兼任していました。
村上幸史さんをコーチとして日々練習に励んでいた北口榛花さん。
北口榛花さんが大学1年生だった2016年に、ゴールデングランプリ川崎では、日本歴代2位となる61m38を記録しています。
北口榛花の悲劇から快進撃まで
順調なスタートを切った大学生活でしたが、北口榛花さんに悲劇が起こります。
大学1年生のとき。右肘の靭帯損傷によりリオ出場を逃してしまい、やりも半年ほど投げられなくなった。さらに怪我から復帰後も思うように記録は伸びず2018年の日本選手権では自己ベストを10M以上下回る49M58。このとき当時のコーチが退任したため、たった一人でトレーニングをしていた。
https://www.ntv.co.jp/sukkiri/articles/1727akk0yuhdwql78v9d.html
北口榛花さんは怪我をしてから、畳みかけるようにトラブルが発生してしまいました。
このままではいけないと思い、誰に言われたわけでもなく、自分からやり投げについて学ぶ決心をした北口榛花さん。
その後、2018年にヨーロッパで行われたやり投げの国際講習会に参加することになりました。
そこで現在も北口榛花さんのコーチをしている、デイビッド・シェケラックさんに出会いました。
デイビッド・シェケラックとは?
チェコは、男女ともに世界記録保持者をたくさん輩出しています。
そのチェコで若手選手を育成する指導者として活躍されていました。
デイビット・セケラックさんの指導方法に興味を持った北口榛花さんは、コーチをしてくれないかと交渉します。
これを了承したデイビット・セケラックさんの指導を受けるため、2019年に北口榛花さんはチェコでやり投げの練習を開始します。
そこで鍛えられた北口榛花さんは、再び大活躍します。
チェコに渡ってから3か月後の国内大会では鍛えなおした力強い助走を使って64M36の日本新記録を達成した。そして、その5か月後の大会ではリオオリンピックの銀メダルに相当する66M00を記録。自らの日本記録を更新し、見事に進化を遂げた。
https://www.ntv.co.jp/sukkiri/articles/1727akk0yuhdwql78v9d.html
デイビット・セケラックさんの指導のもと、たった数ヶ月で持ち直した北口榛花さん。
きっと並大抵の努力ではなかったのではないかと思います。
【頭良い】北口榛花のwiki経歴も調査!
引用現:北口榛花公式X
北口榛花さんの経歴やプロフィールをまとめました。
名前 | 北口榛花(きたぐちはるか) |
生年月日 | 1998年3月16日 |
年齢 | 24歳(2023年11月現在) |
出身地 | 北海道旭川市 |
身長/体重 | 179cm/86kg |
北口榛花さんは、小さいころは、パティシエの父や元バスケットボール選手の母の影響で、パティシエやバスケットボールの選手に憧れていたそうです。
しかし、母親からは”才能がない”と言われ、バスケットボールは諦めたと過去にインタビューで答えています。
現在でもバスケットボールは大好きで、よく観戦しているそうです。
北口榛花のスポーツ歴
私はバスケミニバス3ヶ月しかやってなくて。身長と同じくらいのドリブルついてるレベルですが🤣
— 北口榛花 harukaKitaguchi (@giant_babyparu) October 3, 2021
(この頃から同学年では大きいです)
小さい頃からバスケは見てきて、今でも解説なしで細かいことはわからないけど。観るのは大好きです。
これからも応援します📣 pic.twitter.com/dwsxb71Jt1
北口榛花さんは3歳のころに水泳を始め、小学校1年生のときにはバドミントン始めました。
小学6年生のときには、バドミントンは団体で全国優勝し、高校1年生のときには、水泳でインターハイに出場しています。
やり投げを始めたのは、高校1年生のときですが、入部した2ヶ月後の北海道大会で優勝します。
その後はやり投げに専念して、日本一を目指します。
北口榛花がスポーツ万能な理由とは?
わたしのお母さんの若かりし頃と
— 北口榛花 harukaKitaguchi (@giant_babyparu) October 6, 2016
バレーボールの長岡選手。 pic.twitter.com/V0RJIXRJit
北口榛花さんはなぜスポーツ万能なのでしょうか?
過去に北口榛花さんの父親である、北口幸平さんがインタビューでこう語っています。
「妻も172センチでバスケ経験者。だから、もともと榛花にもバスケをと思い、体づくりのために幼少期から水泳をさせました。小学生になって一時はミニバスもしていましたが、今度はバドミントンに興味が移っちゃったみたいで(笑い)」とは、幸平さんだ。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/292750
北口榛花さんの恵まれた体格は、元バスケットボール選手だった母親譲りのものだったのですね。
そして幼少期のころから体力づくりのために始めた水泳のおかげで、しっかりと土台ができていたのかもしれません。
そして何より、北口榛花さん本人がスポーツが大好きだからということ、並々ならぬ努力の賜物があったからなのだと思います。
北口榛花のやり投げの記録
2015年に世界ユース陸上競技選手権大会で、60m35を投げて金メダルを獲得します。
2017年の日本学生陸上競技対校選手権大会では、60m49を投げて大会新記録を更新し優勝します。
2019年の木南道孝記念陸上競技大会で、64m36を投げて日本新記録を更新し、アジアでは歴代5位の記録となり、優勝します。
2019年の日本選手権で、63m68を投げ大会記録を更新し優勝します。
2021年の6月の日本選手権で、61m49を投げて優勝し、東京オリンピック日本代表に選ばれました。
2021年8月の東京オリンピックでは、62m06を投げて6位で決勝進出しますが、左脇腹を痛めてしまい、決勝は55m42で12位でした。
2022年の万達ダイヤモンドリーグでは日本人初の優勝を成し遂げます。
2023年の世界選手権大会では、陸上女子フィールド種目で日本人初の金メダルを獲得しました。
現在は国内で過ごし、来年から練習拠点のチェコで本格的なトレーニングを再開する予定だそうです。
【頭良い】北口榛花の学歴(高校・大学)が凄い!wiki経歴も調査!まとめ
いかがでしたか?
北口榛花さんの出身高校は旭川東高等学校で、出身大学は日本大学のスポーツ科学部でした。
勉強は小学生のころから成績優秀で、高学歴です。
やり投げを始めたのは高校生のときで、始めてたった2ヶ月で北海道の大会で優勝します。
大学1年生までは順調に様々な大会で優勝し続けていましたが、怪我やコーチ退任などにより、成績が伸び悩みます。
その後、自らコーチを探しチェコで鍛えあげた結果、再び大活躍することとなります。
2021年には東京オリンピック日本代表に選ばれ、2023年の世界選手権大会では、陸上女子フィールド種目で日本人初の金メダルを獲得しました。
ピンチのときは「自分から行動しないと変わらない」と努力をし続けてきた北口榛花さん。
今後も活躍されることを期待しています!